インタビュー

世界が感動する快適をつくろう

工務店を陰で支える弊社が目指すのは『世界が感動する快適性能』です。

地震大国である日本は、幾度となく経験した大震災により、建物の耐震性を飛躍的に向上させてきました。そして、耐震性・耐久性を向上させると同時に、気密性能・断熱性能の向上にも力を入れ、ゼロ・エネルギー・ハウスなどを含めた省エネルギー性の高い住まいを創ることに力を入れています。

日本の国では耐震性能について『耐震等級（1・2・3）』という耐震性能基準があり、断熱性能については各地域ごとに定められた『UA値（平均熱還流率）』という断熱性能基準があります。また、気密性能についても『C値（隙間相当係数）』という基準があります。

『快適性能』については明確な基準がありませんが、夏の蒸し暑さを表す『不快指数』や快適域という領域の範囲を示す『快適性指標（PMV）』というものはあります。ところが、建物をどのように創れば『快適な温熱環境』を実現できるかということを明確に示すものはありません。

それは『快適だと感じる、不快だと感じる』ことには個人差があるという考え方だからですが、弊社は、人が快適性を感じる4つの外的要素（温度、湿度、放射、気流）について建物の断熱性能・遮熱性能と空調・換気計画から『温熱環境の快適性能』を実現することを目指しています。

そして、『温熱環境の快適性能を保証する』という信念のもと、建築の技術や施工方法の研究・開発、空調システムの研究・開発に取組みをはじめとして、快適な温熱環境を実現するために、これからも様々なことに挑戦していきます。